ネタバレは厳禁!

 えー、世の中には2種類の人間がいるとはよくいったもので、まぁ、それに対して様々な分け方をしたりするものです。


 やれ陰キャと陽キャとか、ポジティブとネガティブとか、喫煙派と嫌煙派とか、甘党と辛党とか、慎重派と大胆派とか、犬派と猫派とか、きのこ派とたけのこ派とか、ひとりが好きなのと誰かの一緒じゃないとダメなのとか、保守派とリベラルとか、信仰者と無神論者とか、情弱と情強とか、インドア派とアウトドア派とか、硬派と軟派とか、二次元派と三次元派とか、オープンスケベとムッツリとか……まぁ、挙げだすとキリがない訳ですよ。


 そんな中でこれもまた大きく別れるのがネタバレ歓迎派とネタバレ厳禁派です。この2つはお互いに相容れません。性質が正反対な為に必然的に敵同士になります。

 私がどちらに属するかはタイトルでもうとっくにお分かりですよね。厳然たるネタバレ禁止原理主義者ですよ。ネタバレ許すまじ!ふんもおおおおお!


 とは言え、映画の予告編やアニメの次回予告とかは好きですよ、基本。これがネタバレ禁止過激派になると映画の予告編すらネタバレし過ぎだと警戒しますからね。流石にそれは行きすぎなんじゃ……と、思わなくもないです。気持ちは分かりますが。


 ネタバレ歓迎派の意見としては先に筋が分かっている方が安心して楽しめるとかふざけた事を抜かしていおります。あーもう!これ絶対分かりあえない!敵ですよ敵!こんな危険思想、排除あるのみです!ぷんすこ。


 私はたった一言のネタバレでその作品が楽しめなかった事がありますからね。アレは勿体なかった。その情報を目にしてしまった私がアホでした。そうだよアホだよ!

 それほどまでにネタバレ禁主義者はメンタルが繊細とも言えるでしょう。


 何故ネタバレが禁止なのか、その時に楽しめるネタを先に知ってしまうと、いざそのシーンになった時に100%の新鮮さを感じられないからです。知らなかったからこそ知った時の感動は素晴らしいじゃないですか。どうしてこの感覚がネタバレ歓迎派には分からないかなぁ……(ため息)。


 ネタバレしてしまうと結局はそのシーンの確認の為に見るようなものじゃないですか。なにそれ。有り得ないですよ。

 よく物語で「未来を知る能力なんていらない、運命は自分で切り開く!」みたいな台詞をキャラが言ったりするじゃないですか。それなんですよ!決まりきった物語なのだからこそ、そのシーンになって初めて知るべきなんです!


 よって私の前ではネタバレ禁止です。いいですか!ここ重要ですよ!テストに出ますよ!

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