『妻を殺してもバレない確率』の妻視点のお話です。
こちらも同じく涙腺崩壊モノ。

少しひねくれた有川浩作品みたいな雰囲気でした。

好き過ぎて狂いそう

家族の愛をしらない女性。政略結婚に臨む男性。
お金がもとの結婚だから、二人の間はギクシャクして。
先に陥落したのは……。

きっと結末に涙するのは私だけじゃないはず。
貴方もぜひ涙して下さい。

妻への共感と感情移入が止まりませんでした。
前作の｢妻を殺してもバレない確率｣を読み返し、全てが繋がった時の感想は素晴らしいの一言でした。
愛とは何かを知り、それを説明できる人じゃないと書けない作品だと思います。

私もこんな素晴らしい作品を書けるようになりたいです！！

本当に泣かされた。親戚が死んだ時も、可愛がっていたペットが死んでしまった時も泣けなかった私が…この作品で泣かされてしまった。
もう一度、読んできます。

『家族』
それは、全てを包み込む、愛のラッピングのようなモノなのかもしれない。

「妻を殺してもバレない確率」を読んでいない方！まずは、そっちを読んでください。
既に「妻を殺してもバレない確率」を読んだ方！この作品を見逃していませんか？
こちらのレビュー数が「妻を殺しても」に比べて少ないので、見逃した方が多いのではないかと懸念しました。少なくとも、私は見逃すところでした。この２つの作品はコインの表と裏です。
作品紹介で作者が「妻のイメージを崩すかも」と気にしていますが、全くの杞憂です。私は、彼女の事が益々好きになりました。
それに両作品を読む事で、立体感が出てきます。正直に言うと、「妻を殺しても」を読んだ後、「描写不足でボンヤリしているけど文字数制約があるので仕方ないな」と一抹の消化不良感を抱いていましたが、この作品を読んでスッキリしました。

陥落させられていたのが自分だということもわかりました。
おっさんですが。

前作に引き続き、今作も心の汗が……。
前作の奥さんの一つ一つの行動の意味が分かり、こんな設定を考えながら書いているなんて、作家ってすげーなと思った。

紹介文を見てどきどきしながら読み始めましたが、
可愛いぞ。奥さま。
『夢見てた』よりも健気で可愛らしい方でした♡
ちょっと泣いちゃった（笑）

涙がポロリとこぼれました。
最高にいい作品です。

もの凄く共感も出来るんですが…何より自分の中にいる新しい命の為になりました！

読めて幸せです💖

前作と一緒に読んだらめっちゃ泣けました

不器用な2人の様々な優しさが私の心に入り込んで来ました。
稀に見る佳作です。

主人公以外の生い立ちさえ知りたくなる様な素晴らしい没入感のある作品です。

本気で泣きそうになりました