第2175話:クチバ・ホリチ~タイムアップ~
「時間がない~!」
「大丈夫、まだ慌てるには早いよ、というかあわてふためいている時間があるなら手を動かしたまえ」
「動かしてますよ! ていうかアンタは全然手を動かしてないじゃないか」
「私は効率のいい方法を考えて一気に手を動かすから。残りの時間で間に合う方法の計画をしてるんだよ」
「そういうのもっと前から何とかならなかったですかねぇ!」
「ほら、手止まってるぞ。しかしどうするかな……このままだと二人で手を動かし続けても間に合うことないからな……」
「少しでも終わらせられるようにて動かしてくださいよ! 死んでも間に合わさなければ殺されるかもしれないんですよ!」
「うーん、何か効率いいやり方がある気がするんだけどなぁ。どうしたものか……」
「よし、閃いた」
「ようやくですか!? あともう時間も少ししかないんですけど何とかなるんですか!?」
「いやぁ、もうどうにもならんね。つーわけであたしは逃げる。君1人ならまぁ悲惨なことにはならないだろ、あたしは……まぁ捕まったら死ぬかもしれんけど、捕まらないからオッケー! じゃあね」
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