第1244話:キチャ・ガルブル~封筒~
書類を折って、封筒に収めようとする。
封筒が小さかった、入らない。
折り方を変えるか……と言って書類を開いて伸ばして、別の折り方を試す。
入らない、今度は厚みのせいで入らない、あれ?
幅が広くて入らなかった物を幅を詰めるようにして折ったら数の厚みで入らないのか……
封筒を変えた方がいいな……。
大きめの封筒、無い、買いに行くか。
大きめの封筒、売って無い、いや、あるにはあるけど、大きすぎる……
これならむしろ折らなくても入る、しかしさすがに大きすぎる。
書類の三倍でかい封筒はさすがに大きすぎる。
この大きさの封筒自体はみとめても、もっと大きさを刻んで欲しい、せめて2倍から置いてくれという感じがすごい。
普段使うような大きさじゃないから届いてびっくり、どんな大きな書類が出てくるのかと思いきや普通のサイズの書類でまたびっくり、この大きさの封筒はなんとなく処分にも困るような気がする。
とりあえず小さくて入らないよりはマシかと、一つ大きいサイズの大きいサイズを買って帰る。
書類はばっちり入った、しかしまぁでかい。
このまま送るのはなんとなく憚られる。
どうしたものかと考えていると一つの案が思い浮かぶ。
最善かどうかは審議の余地があるが、次善ぐらいのところは取れるだろう。
何に次いで善かは全くわからないのだけど……
封筒を折って書類のサイズに合わせることにした。
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