第144話:イムデラ-ラストルⅢ〜冬になると静電気が痛い〜
「お、出たな」
今の時期、時期は湿度が高くて、雨季ほどではないが
現れても弱体化してるやつだけだ。
この時期を過ぎると強い
どれだけ狩ってもあっちの世界で狩られた個体がどんどん流れ込んできて減ることはそうそうないが、狩らずに増えられても困る。
救いは、あっちの世界にいた強力な個体もこっちの世界に転生するときに最弱状態まで退行すること。
向こうでは大型の
ある程度はどこで生まれるかがわかっているというのもあって、殆どの
それはいいのだが、この街に来たときには流行りまくっていた、ペケメンDOというゲームの流行が終わって、俺が流行に取り残されてる人みたいになっている。
街中で
昔は隠れて戦うようにしてたのに、今は人目についてても関係なく戦うようになってしまって、感覚が変わってしまった。
良くない、非常に良くないな。
今度から、できるだけ隠れて狩るようにしよう。
そういえば、本部からメッセージが来てたな。
ちょうど戦闘中で見れなかったんだった。
えーと、「街中で戦闘する際に目立たないように光学迷彩を羽織りたいんだが、テルヴィアにはいい光学迷彩はないだろうか」
あー、光学迷彩か。
科学の都だしあるんじゃないだろうか。
透明になる技術とかはある程度科学の進んだ世界ならどこでも研究されてただろうし、この街にならあるかもしれないな。
ここに住むんでもなければ一時的に全ての魔力を使う品を預けるというのも大変だしな
、直接見に来るってことも面倒なんだろう。
その気持ちはわかるし、ちょっと調べて送るか。
ちょちょちょっと
あ、あるな。
結構高い、まぁいいか。
俺のじゃないし、お金は本部に請求すればいいだろ。
ついでに俺の分も買っておくか。
これも経費だ。
あー、なんで今までこれ使うの考えなかったんだろ。
やっぱり周囲の意識の問題かなぁ。
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