死後の異世界

1話～10話のキャラクター紹介

皇　勇人（スメラギ　ハヤト）　　　　　 　　　　　

元世界：地球

死んだ年齢：17　　　　　　　

死因：事故死

現在の年齢：0　　　　　　　　

職業：無職

住居：グルヴェート

一般的な日本の高校生、異世界転生に過度な期待をしていて、異世界だと知ったときは冒険の日々が始まると思っていたが、現実を知ってへこむ。

転生後、やっぱり異世界感を感じたいがために日本人街へは行かずに聞き取り専用の翻訳機を借りてグルヴェートで生活を始める。

ルルニア＝ローテル　　　　　　

元世界：フェートラス

死んだ年齢：23　　　　　　　

死因：自殺

現在の年齢：13　　　　　　

職業：ターミナル職員

住居：グルヴェート

元居た世界では天才と呼ばれ、周りからの疎外感を苦にして自殺。

転生後もあらゆる国を巡ったが、自分を必要としてくれる場所が見つからなかったが、すべての言語を扱えるということを買われグルヴェートでターミナル職員になる。

翻訳機を通さずにすべての言語を操るが、勉強した時の辞書に則ったしゃべり方になるため、話す言語によって印象が変わる。

ルーニード・モンス　　　　　　

元世界：メルティア

死んだ年齢：103　　　　　　

死因：老衰

現在の年齢：23　　　　　　　

職業：探偵

住居：グルヴェート

前の人生では悔いを残さずにやることやりきって転生したので新しい人生でもやりたいことやりまくってる。

探偵とは言っているが、人を調べるような依頼は受けず、自分の好奇心を満たすために都市伝説の真相やよくわからないアイテムを調べるという胡散臭い依頼ばかり受ける。

喫茶店フォーレトルーンの常連。

メーティカ‐メーティカ 　　　　 　

元世界：ネンタロ

死んだ年齢：54　　　　　　　　

死因：病死

現在の年齢：17　　　　　　　　

職業：喫茶店のマスター

住居：グルヴェート

前の人生でも喫茶店を経営していた経験があり、それを見込まれてか転生後も喫茶店フォーレトルーンで雇われマスターとして働いている。

落ち着いている性格だがストレスを溜め込みやすく、それを感じたオーナーが定めた喫茶店のルールにより、ある程度の精神的苦痛を感じると客を殴りストレスを発散できている。

喫茶店フォーレトルーンは作中でも語られたように様々な異世界のメニューを用意してあり、どの世界の人が訪れても満足してもらえるようになっているが、精神的苦痛を肉体的苦痛で返すルールの適応に遭遇した一見さんは大体二度と来ない。

フォーレトルーンの常連はメーティカに対し精神的苦痛をもたらさないマナーがよい客とルールによって肉体的苦痛を受けることを躊躇わない変人で構成されている。後者の方が圧倒的に多い。

【フォーレトルーン】はネンタロの言葉で【フォーレト（痛みは）ルーン（対等）】という意味。

デヴィン・クルッセ　　　　　　　

元世界：イグニカ

死んだ年齢：26　　　　　　　　

死因：魔王による殺害　　

現在の年齢：0　　　　　　　　　

職業：ハンター

住居：ディクラス

前の世界では勇者として仲間たちと魔王を討伐する旅をしていたが、魔王との最終決戦にて魔王に殺される。

魔王もデヴィンの死後、仲間たちにより討伐され転生してくるがなんだかんだで意気投合、現在では魔王と同じ家で暮らしていて、元勇者の戦闘能力と魔王の補助で害獣の駆除をしている。

ドロース　　　　　　　　　　　　

元世界：カートス

死んだ年齢：21　　　　　　　　

死因：病死

現在の年齢：三ヶ月　　　　　　　

職業：バイト戦士

住居：グルヴェート

グルヴェート在住のバイト戦士。バイトしまくっている人ではなく、バイトしている戦士。本編ではあまり詳しい描写はされなかったが元の世界では強い戦士だったが、あくまで元の世界での屈強な肉体があっての話。子供の体で獰猛な獣の相手などできない。逃げるところはわきまえている脳が筋肉でできているわけではない戦士。

目立つことは好きではない。

ウナ‐ローン　　　　　　　　　　　

元世界：メクタス

死んだ年齢：76　　　　　　　　

死因：処刑

現在の年齢：4　　　　　　　　　

職業：研究者

住居：テルヴィア

前の人生では世界で最強の魔導師だったり、退屈だったから世界の敵になったり、捕らえられては脱走してまた世界の敵になったりを繰り返したとんでもない人。

転生してからはどんな性質の魔力を使うアイテムも使用不可能になり、科学の都テルヴィアに住むようになった。

現在は科学技術研究所第一魔法技術参考開発室室長を勤めているが怠け癖があり、毎朝のように助手君が部屋のドアを叩く。

ミルル・ルルーチェ　　　　　　　

元世界：プルリラ

死んだ年齢：12　　　　　　　　

死因：星の魔力の暴走により星が崩壊

現在の年齢：1　　　　　　　　　

職業：不思議の国の姫

住居：ピク・プルリラ

前の世界は星の魔力が暴走したことにより、世界中の人が死滅しほとんどの住人がピク・プルリラというこの世界のプルリラ出身者があつまる国に移住した。

ミルルは元の世界でも姫であり、プルリラで唯一自由に望み通りの現象を起こす魔法を行使することができる立場でもあるが、死んでしまったとことにより魔法のコントロールに必要な希望のエネルギーが不足してしまい、思ったとおりの魔法にならない。そんな中、魔法の失敗で呼び出した書物の影響で少し腐り気味。

じいやにはばれている。

ファクタ＝フォークス　　　　　　

元世界：テクスティア

死んだ年齢：46　　　　　　　　

死因：溺死

現在の年齢：25　　　　　　　　

職業：冒険家

住居：グルヴェート

データベースに登録されていない動植物を探して、その登録料と命名権を売って生活している。昔は未知のものを探すことにロマンを感じていたが、今では命名権がすごい高値で売れるから未知の動植物を探している感じ。実際はもう、結構な額の貯金があるのだが働いていないと世間体が悪いし、普通の仕事は面倒でしたくないため冒険者をしている。たまにロマンチックなことを言い出す。

死因の事故は酔っ払って川に落ちた。

喫茶店フォーレトルーンの常連。

ダスティ＝ベルシェ　　　　　　　　

元世界：ビーンデローン

死んだ年齢：25　　　　　　　　　

死因：事故死

現在の年齢：27　　　　　　　　　

職業：魔法学校講師

住居：グルヴェート

元の世界では図書館の司書をしていて、暇なときに伝承を調べるのが趣味でありうっかり本棚の倒壊に巻き込まれて死亡した。

ダスティが教えているビーンデローン式魔法は指先の平面的な動きで魔法発動式を描くことで発動するので、発動させるだけなら体全体で動く必要はないが、作中でも語られているように描く魔法発動式の大きさで魔法の強さが決まるため、体全体で動いて魔法発動式を描くのが一般的である。

隕石をそらした動力魔法を発動させるのに使用した10000メルクロンはメートル換算だと1024平方メートル。32ｍ四方、思ったより狭い。