薄化粧

作者 RAY

95

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★★★ Excellent!!!

初めてのドキドキ。
そういえば、そう、私もこんな感じだった。
案内をしてくれた綺麗なお姉さんは、まるで別世界のような人に見えていたっけ――。

そんなことを思いながら読み進めていくと、そのころのドキドキが戻ってきて1人で照れてしまいましたー!( *´艸`)

切ないすれ違いに胸がキュッとなりました。
そしてラスト一行に「そうこなくっちゃ!」とも。


振り返ることも素敵なんだ、そう思えました。ありがとうございます!

★★★ Excellent!!!

こちらの短編は、心の奥にしまってあった柔らかい部分をきゅっと掴まれるような、甘くほろ苦い余韻を残す物語です。
初めて化粧をした日のことを覚えている女性も多いはず。
今まで鏡で見ていた自分とは別の自分が現れる、その瞬間の戸惑いと喜びはとても印象深いもの。
淡い恋ののった「ボク」の薄化粧と、淡い雪が覆った街の薄化粧。
どちらもその刹那の美しさを感じさせ、しっとりとした雰囲気に酔わせていただきました。

★★★ Excellent!!!

私は男性だが気持ちが分かる、特別な時にヘアースプレーなど、お洒落に気を使ってドキドキと楽しみにしてた時の淡い年頃、思い出す事はありました。

彼女の勝負はお預けと言った強気の心情が、大人になったとき素敵な女性になったるだろうなと想像した。

少女(少年)から、大人に変わっていく年頃の心境、読み取れて面白かったです(^ー^)ノ

★★★ Excellent!!!

淡くても、決して消えることのない、切ない想い出。
女性なら、誰しもが近い経験をお持ちではないでしょうか。

そんな一コマを切り取り、紡がれた物語。
その時にはそうしたのが正解であり、後から「なぜそうしたのか」なんて考えてしまうのは、野暮ってものです。

オトナへと成長する過程で、対峙するもしくは共感する心を写し取った、胸に沁みわたるお話です。

できるなら、もう一度戻ってみたい。
できないから想い出を大切にしたい。

★★★ Excellent!!!

自分の中のもう1人の自分を、今の自分が見ているという設定が、面白い。
よくある設定ともいえるけど、この小説の場合、本当にもう1人の自分が存在しているような気がする。
描写が、うまいのだろう。

ところで、7月1日は半夏生というそうだ。ハンゲショウと読む。
そして、ハンゲショウという植物があるようだ。
シソのような葉っぱの半分が真っ白なのだ。
ちょうどハンゲショウの頃にさく。
この小説もそれを意識して書かれたのだろうか。

★★★ Excellent!!!

最後におしまいっと書かれていて
作者様の照れ隠しかと思ってしまうほどに、こういうのいいですねぇ♪

「フィクション」と書かれていますが
なにやら素敵な疑惑が……♪(笑)

実は最初から最後の方まで一人称の関係で
性別がわからなかったのですが
そういうことでありましたか^^

女性は初めて買ったメイク用品のことはずっと覚えていますから
なんだかあの日を思い出して嬉しかったです。

白い雪の降る街では顔が冷えてとても化粧が映えるので
この勝負、まだわかりませんね♪^^

★★★ Excellent!!!

たったすこしの 偶然で、人は 惹かれ合い
ほんのすこしの すれ違いで、人は 別れていく。

それを 皆は 運命というのかも しれないけれど
そこに 零れ落ちた 想いは、いつまでも 生きていて
そのことを 聞いた こちら側まで 一緒に
せつなく 甘酸っぱい きもちに なるね。

淡い、少女の ボクは きっと
雪を降らせた空を ちょっと 睨んだにちがいない。
その たった一回のデート。そのことの重さ。儚さ。

真夜中の 曇ったガラスに映る 恋を 知りたい顔。

約束の場所に そっと 立っていた 女の子には
きっと 女神が いつしか 微笑んでくれるんだよ。

★★★ Excellent!!!

高校生の頃の淡い恋物語。
人生と言うのは「〜たら」、「〜れば」の連続です。
私自身も本当に痛感します。
それによって後悔することや残念な結果に終わることもあるけど、だから人生って面白い、と思いました。

タイトルが美しく、読了後に「うん、なるほど」と頷かされます。

★★ Very Good!!

青春時代の思い出。そういった印象を受けました。
淡く切ない恋。

「もしもあの時」、その言葉は「今を生きる人」には無駄な問い。
そう分かっていても、考えてしまうのが人間の性。

あなたにも似たような体験ありませんか?
私にはあります。なので、少し分かる気がします。