第53話 行動にアホさを足すといい。

一流の天才は無駄がない。

無駄がないってのは余計な思惑を入れず

その場のインスピレーションにゆだねて

体から湧き出るエネルギーと遊ぶことだ。


無駄のない動きは舞みたいに美しい。

空手の型もそうで、本当に上手い人は

これへ人を害すためのし技術でなく

神様にでも捧げる舞のようだった。

(大学のころちょっとだけ空手をやってた)

突き詰めると格闘技も神々の遊戯になってくる。

命のやりとりは生死の狭間を遊ぶことで。

神さまみたいなのが宿るに決まってる。


舞も単なる美しいものなだけじゃなく

命のやり取りに近いところに行く時

奇跡てきな感動を引き起こすんだろう。

素晴らしさのあまり、見た人の人生が変わるような舞はある。

捧げものとして待ったとき、そういうものは天気も変えるのだろう。


舞のような所作で物事を行い

それにアホな爆発的なチカラが加わったら最強だ。

型を超えるような型であり、

ルールからはみ出るからこその魅力は

アホさがないと産まれない。

小さな箱に収まって

原点はされないけれど

加点は決してされない。

アホさはあともう少し、箱の外へと限界を超えて

あなたを未知の領域へと連れ出してくれる。

全ての自然や動植物と

ちゃんと体が整うと話せるんじゃないかしらと思う。

農業の異才や凄腕飼育員みたいに。


頭だけではわからない

体を通してしかわからないことがある。

望むだけでは叶わない。

行動しないと出来ないことがある。

あなたご天才でも天才じゃなくとも

そこにエッセンスとしてアホさをプラスしよう。

きっと面白い化学反応が起こるよ。


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