第10話 自分以外の主人公なんて、私の人生にはいない。
自分以外の主人公なんて
私の人生にはいないのだ。
それがわからなくて
素晴らしい人にまとわりついたり
いい子に成ろうと無駄な努力をしたり
立派な組織に所属して、上昇した気になっていた。
全部勘違い。
私は私でそれ以上でも以下でもない。
短所も長所だし、
長所はしばしば私の足を引っ張った。
もっと、凄いことが出来るんじゃないかという
荒々しい野望に引き摺られ
ずいぶんと回り道をしたけど
手に残ってるのは
無理せず出来る楽しみだけ。
あとは全部消えてしまった。
そろそろ覚悟を決めて
しょうもない自分を主人公と認めよう。
そうじゃないと自分の人生の脚本を書いてるのも
自分だと認められなくて
役割や他人の思惑で流されて苦しいだけだ。
冒険もときめきも安心もここにある。
私が中心だと受け入れることが
きっとすべての始まりだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます