真昼の月
長い夢を見ていた
真昼の月のような夢
その中で僕は、君を探していた
君はまるで、台詞をつけられたマリオネット
あれは君ではない
僕も、僕ではない
終わりを告げる鐘
僕はもう、目覚める
君の面影をまだ、引きずっていたとしても
気がつけば僕は、一人
太陽に負けた月のように
現実には叶わぬ、君のいた夢
遠い場所から、君へ
サヨナラのかわりに贈る歌
「何度でも、また会いたいと願ってしまうけれど」
長い夢を見ていた
真昼の月のような夢
その中で
僕は
君を愛していた
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