雪の華

雪華

雨上がり

 指先からこぼれた

 記憶の欠片は 今も冷たく

 僕を切り刻んでいくけど

 あなたの傷は 更に深いね


 本当の心隠したまま

 歌う唄は 誰に届けるの?

 カタチを変えて月は

 新しい傷と羽を手に入れる


 声が聞こえる

 痛みと引きかえのメロディー

 振り切りたかった

 罪も、過去も

 あなたの影も


 答えをくれた「あの人」のために

 僕に出来るのは 幼い強がり

 つないだ手を離す事だった

「何が正しいか、誰が決めるの?」


 僕を憎んでいて 許さないで

 眠れない夜の記憶 消さないで

 僕は一人でも

 歌える、踊れる


 雨が上がれば

 きっと上手に笑える

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