第1083話「国民の為に」
数百人から千人程の気配を感じ取った。
城の広さから考えればそれでも足りてないとさえ感じる。
これだけ多くの人が王城で働いていると思うと贅沢の限りを尽くしているのではないかと、勘ぐってしまってもおかしくはない。
「ここでは皆住み込みで国の為に働いています。モンスターが首都に侵入した時も率先して、モンスターの駆除や避難誘導に立ちます。国軍に属してはいませんが、王城で働く方は国民の為に働く義務を負うことになっているんです。それに、ほとんどの方が居場所を失ってしまっています」
「そんな風には見えないな。皆活き活きしているように見える」
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