二章 火の剣暴れ旅
【 あらすじと主な登場人物 】
【あらすじ】
都会には、新型の現代妖怪「心の闇」がはびこっている。
シンイチは天狗の力を持つ天狗の代理人「てんぐ探偵」となり、
今日も「心の闇」を退治する。
【主な登場人物】
普通の人には見えない妖怪が、心の闇「弱気」が取り憑いたせ
いでなぜか見えるようになった。
聡明で明るく、知恵がまわる。ちょっと音痴、ソフトクリーム、
サッカー好き。
ネムカケ 遠野出身の三千歳の猫で、人語をしゃべるデブの虎猫。
大天狗の代わりにシンイチのお目付役で、知恵袋。
居眠り(遠野弁でネムカケ)と人形浄瑠璃が好き。
天狗と呼ばれる。妖怪たちが都会から逃げ、遠野に集まるよう
になったので、整理に大変である。
高畑
高畑ハジメ シンイチの父。サラリーマン。
深町和人(ふかまちかずと) シンイチのサッカーの師匠。妖怪「どうせ」に取り憑かれた。
【天狗の力】
「火よ在れ」で火を生じ、「火よ伏せよ」で火を消せる。
天狗の火の剣「
ねじる力 なんでもねじる。大天狗は雲や時空もねじる。
つらぬく力 なんでもつらぬく。
不動金縛り 「臨兵闘者皆陣烈在前」の呪文で結界をつくり、人や空間全部に金縛りをかける。
動物の言葉 動物の言葉がわかったり、しゃべれたりする。
シンイチは猫とカラスが得意。
薬草 色々なものがある。
【妖怪「心の闇」たち】
現代に現れた謎の妖怪たち。旧来の妖怪と違い、カラフルでサイケデリックでモダンである。取り憑いた人の肩にいることが多く、足をくいこませて心臓から負の心を吸う。吸い終わるとその人は死に、子供を産んで増えるようだ。
本体を切っても、根が残る限りまた復活する(対症療法)。「負の心」こそが心の闇を育てるから、宿主自身が闇にとらわれない心にならなければならない(根治療法)。この「心が変わること」が妖怪退治のクライマックスだ。
【天狗七つ道具】
1.
2. 天狗面 天狗の力を増幅する。
3. ひょうたん なんでも入る。天狗の道具が入っている。
4.
5. 一本高下駄 跳梁の力で、大ジャンプできる。
6. 千里眼 遠見の力で、遠くをのぞける望遠鏡。
7. かくれみの
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