人物紹介……大人陣営(晴夫、美麗、政玄、時)

涼宮晴夫すずみやはるお


年齢:41歳 誕生日:1977年????

容姿:右目に眼帯、無精ひげ、強者

性格:暴力的、好戦的、俺様史上主義 能力:????


【紹介】

 強の父親。物語の鍵を握る重要人物の一人。


 嫁と娘をこよなく愛し、息子をゴミを見るように愛でる父親。


 幼少期は孤児であり自分の出生を知らない。孤児院で周りの誰もが悲劇にくれる姿に自分は違うと飛び出し僅か五歳という歳から一人で生きている。


 自分の為に地球が存在しているという傲慢さがありながらも、不思議と人を惹きつけるカリスマ性を持っている。そのカリスマ性から不思議と主要人物が集まり、物語の中心に位置する。


 ブラックユーモラスの創設者であり、竜殺し。


 始まりの英雄であることから、いま現在は国から第一級秘匿犯罪者という秘密裏に処刑される犯罪者として追われる身。過去に起きた国立第八研究所の破壊工作の罪に問われているが真偽は定かではない。


 その実力は言わずと知れたトリプルSランクで国外に逃亡している為に総理大臣が手を焼いている。そこで総理は『異世界異端者マッドマーダー』に晴夫の殺害依頼を出しており、成功の暁には両陣営とも殺す計画。


 総理から狙われる理由の一旦は晴夫の勘が鋭いこと。『世界改変ミレニアムバグ』という現象について、『人災』だと何かを掴んでいる様子。しかし、全ては掴み切れていないと分かっているが、いずれ辿り着くかもしれないということで抹殺という手段を講じられている。

 

 現状は嫁と二人で国家と戦っている状態に近い。


 世界に二つしかない『宇宙砂アンチグラビティーズ』の砂時計を持つ者。



【必殺技】

 ????……竜の鉤爪。巨大な三本の爪痕が生々しく残り、その踏み込んだ足は大地を砕いた形跡を残す。その場にいなくとも残った形跡だけで晴夫がいたことがわかる。



涼宮美麗すずみやびれい


年齢:35歳 誕生日:1983年11月3日

容姿:ひざ下まであるのでないかという長い黒髪、日本人離れしたナイスバディ、明らかにお嬢様というSMよりな気配を放つ

性格:姉御気質、女性軍人 能力:????


【紹介】

 強の母親。晴夫と共に国外へと逃げている。


 涼宮家では女帝であり、逆らう者はいない。あの強ですら逆らうことを止めている。晴夫はすでに美麗の尻にしかれるどころか人間家具になることも厭わない。本当の『最恐』と称される人物。


 生来は優しい性格なのだが、晴夫と強が人間的にゴミ過ぎる為に拷問をして調教している。だが生まれながらのゴミはゴミでしかないのか直らない。



 家族愛を大事にしているため、強がバカにされることがあればキレることもしばしば。なお、櫻井のことは気に入っている。どうも家族がいないとかそういう類の話に弱く、姉御気質なことからウチで面倒を見てやると宣言をしているが、櫻井は必死に断った。


 拷問のスペシャリストであり、家の地下室に拷問部屋がある。


 そこで行われた拷問は語られることはいまはないが、気絶することすら許さない人体のツボなどが強の口から明かされている。

 

【必殺技】

 本編未記載



鈴木政玄すずきせいげん


年齢:71歳 誕生日:1947年4月2日

容姿:端正な顔立ちに僅かに青がかった黒髪、厳格な印象、40代から顔が一切変わっていない

性格:謎 能力:????


【紹介】

 鈴木玉藻の祖父。日本の総理大臣。


 歴代最高の総理大臣と称され、『世界改変』があった2000年以降日本の首相を務めている。交渉で負けたことはなく、公約を一度として達成しなかったことはないことから国民の指示は厚い。厳格な印象を与える風貌に柔らかい微笑みを合わせることで、さらに人気を博している。


 だが、裏で何をやっているかは明かされていない。


『世界改変』の謎や『空白の一日』を知る人物。強の事を『アンゴルモア』と呼び、玉藻に過保護な目を向ける。手段を選ばない政治のやり方を好み、どちらに転んでも勝利となる策を打ってくる。


 不要になりそうならば、すぐに殺そうという冷徹さを見せる。


 全ての元凶の謎を握る人物だが、まだ表立って動いていないことから謎多き人物。その人格も謎に包まれていることが多い。ワインを好んで飲む傾向にある。


 人間を駒のように上手く動かし、物語を動かす人物の一人。


【必殺技】

 本編未記載



時政宗ときまさむね


年齢:88歳 誕生日:1930年3月6日

容姿:風に吹かれれば飛んでいきそうなジジィ、白髪

性格:一言多い 能力:????


【紹介】

 玉藻専属の執事長。爺や的存在。


 玉藻の幼い時より専属とされている執事。しかし、鈴木家での使用人という仮の姿。その実は御庭番衆の旧御頭おかしらであり今は引退している。


 政玄とは長い付き合いで彼の右腕として活躍していた時期もあった。


 晴夫とオロチとは関係が深く、戦闘や仕事の仕方を教えていた上司にあたる。ただ三人が何の職業だったのかはまだ明かされていない。


 政玄と共に行動をしていたこともあり全ての謎に近い人物の一人。


 昔から政玄の政治的思想へ心酔しているが、今は晴夫の揺さぶりによりどこか疑いを持ちつつもある。それは晴夫の暗殺を受けて失敗した際に、政玄が偽物の御庭番衆を寄越したことがきっかけ。


 隠居した身でありながらも晴夫と互角に戦って無事に帰ったことから戦闘能力が高いことは伺える。戦闘スタイルは蛇拳じゃけんといわれるもの。その腕の動きは蛇のように滑らかであり、その指は蛇の口のように相手の急所をえぐり取る。


 過去に殺した人数は本人も把握していない。その身に纏う死の香りから、高校時代の晴夫とオロチが殺人鬼と勘違いしていた。ただ、強と玉藻の前では単なる老人を演じている。


 玉藻に至っては口うるさいジジィという罵る始末。玉藻の生活に口出しが多く、玉藻も気を許していることから孫とおじいちゃんの喧嘩のようになることも多い。傍からは玉藻の世話で日常的に苦労している老人にしか見えない。


 強と美咲が幼いころに面倒をあわせて見ていたこともあり、みんなのおじいちゃん的な感じでもある。



【必殺技】

 本編未記載



《以上》

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