第318話 吾輩道に例える!!

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「読書っていいものですねー」

「旦那、はまってましたね」

「あれは好きな感じよねー。いや、本当に―」

「いいことですね」

「あの冒頭一行目すごくいいよねー。本当、恋愛小説っぽい。語りかけてくるというかなんていうかね」

「褒めまくりですね」

「あー、あんなん書いてみたい」

「書けばいいじゃないっすか?」

「……書けたら苦労しないぜ」


吾輩は考える。

なんだろうな……語り掛けるような文章っていうのはいいよな。

読者を引き込む効果があるよな。そういう部分はまったくないんだろうな。


一方通行な文章。勢いと思いの文章。


全部が悪いというわけではない。けど、ああいうのもいずれ書いてみたいな。


『獏バク図書館』おもしろかったす。



吾輩は考える。

読書はイメージ。文字を追うだけじゃなくて情景や音すら考えるもの。


それは心地いいものである。如何にスムーズにイメージさせるか。そこにどんな感情を抱いて欲しいのか。それを伝えるために文字を書くのだろう。


まるで道のようだ。でこぼこの道は歩きづらいがしっかり舗装されていると迷うことなく、景色にたどり着ける。


道。いけばわかるさ。いちに、サンダー!!



吾輩は考える。

めちゃくちゃという言葉について。うん。なんか五感に訴えてくる。わかりやすい。

しっちゃかめっちゃか。うん。これも最高にわかりやすい。

ハチャメチャ。最高にわかりやすい!!

おちゃめ。これもわかる。かわいい感じがする。


音っていうのは意外と重要なのかもしれない。



吾輩は考える。

文章リズム理論なるものはあるのか?


歌の作詞とか、そうなのかもしれないが、韻を踏むというか、この文字数とこの文字数と音の響きでリズムを作るとかあるのか?


5・7・5。これもリズム。


小説となった時のリズムっていうのはなんだろうか?


すんなり落とし込める音。そういうものがある気がする。気がするだけである。気がしただけ……。いや、あるか。


誰かの近況でもみたことがあった気がする。音読とかあるぐらいだし。

ちなみに吾輩はホラーを読むのがうまい。

なぜなら、声が震えるから。あは(。-`ω-)



吾輩は考える。

本をあまり読まなかった吾輩。いつのまにかここまで来たが……。

ようー続いてる。というか、本当に何も知らずにここまで来た感じ。


色んな事を手探りしながら開拓してきた。どんどん意欲も高まりつつ、何より――楽しみ方を覚えた。それが一番でかいな。読むことも書くことも楽しい。一種の遊びである。


新しくはじめたこと。まるで部活動のような一面もあり、楽しい諸先輩方に導かれるよう。あれ??お別れの挨拶みたいになってる??


まだお別れではない。


……何を言いたかったのか、忘れてしまった……。



吾輩は考える。

雑念。


雑な念はすぐに消える。いかん、いかん。そのくせいっぱい浮かんでくる。雑な癖にたくさん。ガラクタ。そして、吾輩はクタクタ♪吾輩が好きなのは、トロタク。ジブリは魔女宅。


「旦那……ラッパーに転向するんすか?」

「いいえ。しません」


リリックをかましてやんぜー!!そういえば、トロタクで思い出しましたが、寿司小説コンテストなるものが始まるようです。


ざわ……ざわざわ……ざわ……ざわざわ



吾輩は眠りにつく。


《つづく?》

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