第299話 吾輩ネガティブ思考になる

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「まさか……これがクラスタってやつなの……」

「たまたまですよ……たまたま」

「コンテストのたびに……何人も刺客がくるよ……」

「……」

「……絶え間ないよ」

「……」

「さすがにイラつくよ……」

「……疑わしきは罰せずです」



吾輩は疑いを持つ。さすがに疑わしい……。

もう、毎度毎度こんなん続くと……なんかね……。


その人達はいきなりトップに躍り出る。

その人達はフォローが少ない。

その人達のレビューは同じ作品や人の物につけてるのが多い。


……

………………


大丈夫なん……これって……?

あぁ……ダークサイドに落ちそうだ。段々露骨に見えてくるそれを……。

どうしようか……。


あぁ、こういう時に人は権力を欲するのだろう。

せっかく、おもしろい作品を書いてるのに………なぜそんな面を汚すようなことをするのか。勘違いなのかな……証拠がない。別にジャーナリストになりたいわけでもないけど。露骨すぎて……うさん臭く感じてしまう。


学生の集団なのかな……。



吾輩は考える。

どうも冬アニメはソシャゲが基本のようで。


あまりやらない吾輩では参加しづらい面もあり、ちょいと悲しいぜ。

相乗効果狙いなのだろう。



吾輩は考える。

ネガティブな発想の時は……何かを考えても。


後ろ向きになりやすい。やめておこう。

ちょいと早いが眠りにつく。



吾輩は眠りにつく。



《つづく?》

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