第276話 吾輩の自問自答は続く
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「……なんか、サイクルが早い気がするんだけど?」
「シャットダウンがあったからじゃないっすかね?」
「……そうなの……本当にそうなの?」
「……」
「なんか前から疑問だったんだけど……起こしにかかってない?お目覚めですかって?」
「気のせいですよ……」
「なんか、遠いところ見てない!!目をそらさないでセバスチャン!!」
「さぁ、お仕事お願いします!!」
吾輩は考える。
さて、グダグダと2話も使って、デットエンドを振り返った結論を出そう。
…………………………
でねぇ!!出るわけがねぇ!!だから、ダメなんだ吾輩は!!
くそー。なんだよ、23万文字書いて……まとまるわけがないんだよー。おまけに、先はまだ長いんだよ……おそらく50万ぐらいを予想するが……勘弁しちくれぇー。おねげぇだー。勘弁しちくれぇー。
どうやって、まとめるの?
まとめるって何よ?わからないよ。
何をどうまとめるっていうのさ!!
教えてくれよ!!
神様!!
吾輩が何をしたっていうんだ!?
「旦那、落ち着いてください」
「ふぅーふぅー」
簡潔にという言葉の意味が難しい。えぇ、簡潔にっていうとね、吾輩極論好きだからね。
だいぶ、シンプルになるよ。いいのか?それでも?
誰に聞いてるかって?
自分に聞いてるんだよ!
帰ってくる自問自答。ダメだよ……。ダメ…シンプルで伝わらなきゃだめなんだよ。考えろバーカー!!
心の吾輩はとんでもないやつだ……。くそ……。無理難題を押し付ける自分という存在。憎いーぃいいいいいいいいいい。
なぜこんなことを考え出したのだろう……。2章が終わって区切りっていうのもある。それ以上に読まれたいと思う気持ちに答えを求めている。
どうすれば、読んでもらえるか?
これだな。このせいだな。あぁー欲深い。人間って欲深い生き物よ。怖い怖い。無欲が信条だったのに、人って変わるのね……簡単に。怖いわ(。-`ω-)
おもしろさを簡潔にPRするってことだな。キャッチコピーもそうだし、タイトルもそうだし、あらすじもそうだい!!
変えられるものは――
キャッチコピーとあらすじ。あと、表現。
変えられないものは――
タイトル。これは主軸だ。かえん。主義だ。DTエンドとかには変えてもいいけど。釣りだろうと怒られそうだ。怖い……。まぁ、パンピーにはDTの意味もわからんだろう。
えぇ、偉い人にはわからんのですよ。
魅力的なセリフだ。どこかで使いたい。わからんのですよ。
あっちいったり、こっちにいったり、忙しいの思考である。ほかの人とかどうなんだろう?そんなに考えないのか、お前みたいにすぐに目を逸らさないよなのか……同じように思ってることをそのまま文字にする人はいないのだろうか?
言葉を選ぶ部分の思考は端折るが、ほぼ原文は考えたことそのままである。えぇ、一発書き保存の法則ですから。こんなことをやってるから、誤字脱字が減らんのですよ。キーボードを早く打ちすぎってことね……。
長い思考だ……。長い長い……。
みんな、区切りを待っていることだろう。だが、断る!!
テンションがおかしい。終わったから。完結させるっていうのは気持ちがいいもんですよ。ハイ。
世間のニュースなどどうでもいいくらい、頭を使うぜ。
活路が欲しいのだろう、きっと。この状況を打破するような……圧倒的なひらめきってやつを求めている。何か……何か……今後の方針を明確にする……妙手はないものか……。浅慮な吾輩では思いつかん……。
改稿だけでは……だめなんだろう……。先に進むには……。本当か?
迷ってるだけではないのか?それとも。書かない言い訳なのか?
自分の心が素直に答えを出さない。不思議な感覚……欲求自体がおかしいのか?
無駄な知恵を使いすぎかもしれん……。
求める、答えを。道筋を。物語と一緒だ。描くんだルートを。間違ってもいい。進方向性を見極めねば。
どうしたら、安心する?吾輩は?
どうなりたいか……それが答えだ。そこに答えがある。
――多くの人に読まれたい。楽しんでもらいたい。
そう。これが答え。純粋な唯一の答え。それ以上の答えは不純に値する。
その為に何をすればいいのか?ってことで悩んでんだな!!
「旦那、一人芝居が過ぎますぜ……」
「自問自答とはそういうものだ」
吾輩は眠りにつく。
《つづく?》
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