第201話 吾輩書き手として思うことを書き出してみる
吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。
「旦那、お目覚めですか?」
「そういえば・・・最近書き手としての意識を書いていないな」
「日常になりつつありますからね」
「・・・そういう時こそ・・・忘れてることがあるのかもしれない」
「じゃあ、書き出してみればいいんじゃないっすか?」
「だな♪」
吾輩はいち書き手としての考えを書き出してみる。
前はひとりでも読んでくれればいいと考えていた。
少ない人数であろうが一人でも。読めばと。
けど、なんとなくそれも間違いなのかもって思ってきた。
多くの人に読まれたいって気持ちを隠してはいけないのかもしれない。
多くの人に読んで、出来れば楽しんでほしい。
それでいいのだろう。
読まれないことに慣れてもいけないのかもしれない。
大抵の人はどこがどうと教えてくれないのだろう。
ならば、自分で見つけるしかない。
ひたすら、粗を探してそぎ落とす。黙々と。
それを何万回と繰り返した先に読まれるようになるのかもしれない。
『読まれたい』ではなく、『読ませたい』までレベルあげることが必要なのだろう。
微妙な違いである。ここには、おそらく自信が関わるのでなかろうか。
読んでみればわかるとハッキリ言えるくらいの自信が。
どこに出しても恥ずかしくない。
そう思えることが。
出来上がったてるなら、キャッチコピーを変えたり、あらすじを変えたり、タイトルを変えたり、反応をみるべきなのかもしれない。何かがかみ合ってないのかもしれない。1話でも多く作って更新に載せたり。
書き直せば書き直すほど、読み直せば読み直すほど、文字に迷う。酔う。
会話がぎこちなかったり、文字の並びが気に食わなかったり。
自分に自信を無くしていくのかもしれない。それを取り戻すために読ませたい。
と思うことが必要なのかもしれない。
場所はカクヨムでなくてもいいんだけどね♪
とりあえず、ひたすら修正を繰り返し続ける。
自信を持てるまで。
吾輩は考える。
小説とは人生である。
登場人物の人生を書くもの。そのキャラの人生を描く。
だから、生むという行為なのだろう。
疑似体験とも取れる。ただ、平坦過ぎては盛り上がりに欠けるのかもしれないので、試練や困難を与えてみる。そのキャラはきっと困難を乗り越えるのであろう。
ならば、生みの親もそうであると願う。
どんな困難にも挫けない人であることを。
そして、物語の主軸を飾るもの。
それは考えであり、希望である。
夢である。理想である。
それがメインディッシュなのではないかと思う。
どうだろう?
今の吾輩が考えるのはこんなところだろう。
この先どう変わっていくのか。
それは物語で。
吾輩は眠りにつく。
≪つづく?≫
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