第121話 吾輩・・・小休止中に考える

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「お休み中です・・・」

「確かに・・・どうなさったんですか?」

「忙しや・・・忙しや・・・」

「確かにかきいれどきですからね・・・」


吾輩は食料保存計画を進める。

あるものを集めている。そのために忙しい。

これはとても世にあふれている。

その名は『魔法の実』。

高い栄養価とあっさりした味わいをもつ。

いつでも拾える。

たまに、楊枝をさしてコマにも出来る。

さらに、コロコロと転がる姿から童謡が作られている。

それが『魔法の実』。

吾輩のHPを回復する。

ただで手に入る。いいものである。


吾輩は考える。

最近、築地の問題を大々的にやることが多い。

まぁ・・・危険があれば・・・やっておかなくてはいけない。

そもそも、何故?あれがOKなのか?

謎が謎を呼ぶばかり。

そして、問題はあらぬ方向へ・・・。犯人探しである。

そもそも、犯罪を犯したわけではないので・・・犯人というのもおかしいのだが・・・。

ただ、問題が起きる前に見つかったからというのは大きい。

これは現都知事のお手柄でしょう!!素早い情報発信でおま。

こういう、問題の難しさは良く誤解される。

普通に考えればわかるだろうって!!

大抵の人はいう・・・・。

けど・・・普通の人は解決できない問題である。そもそも専門委員会とか・・・それ関係の学者たちがいて初めて成り立つのである。数々の功績を残してきた人たちが会議をするほどの内容を普通って・・・。ハイレベルすぎる・・・。


問題は、どうやったら土壌汚染が影響しないか?

これに尽きる。それが盛り土だったのだが・・・。まぁ、それとは別の手法が行われていた?ではこの時どのような判断があったのか?

納期優先?コスト優先?

大体、これは絡んでくる。この2つが無限にあればクォリティも無限に上がっていく。

それが無いから、妥協も生まれる。


と置いておいて。

今すべきことは、施工方法をどうするか?

今のやり方で影響があるのか?あれば変える。

これだけだ。他は別途でいいだろう。まずは先行きを固めることだ・

犯人捜しは二の次である。

そもそも、犯人を捜すの好きだけど・・・犯人を捜したところでしょうがない。

どこで手順が狂ったのか?これだけを突き詰めればいい。

責任問題にしたいとき、人は犯人を捜す。

問題というものから目を背けて。


問題を解決しよう。それが先だ。

まぁ・・・嘘つきがいると・・・問題がぐにゃぐにゃになるので・・・嘘つきの排除は必要だけども!!


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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