第106話 吾輩は昨今について考える

吾輩は目を覚ました。こうもりが話しかけてくる。

「旦那、お目覚めですか?」

「・・ふぁ~・・・」

「まだ・・・気抜けてるんですね」

「いつもこんなもんよ・・・通常時は」

「ですね」


吾輩は考える。

昔よく使われた言葉たちのことを。

神アニメ。今期の覇権。

事あるごとに飛び出していたが、最近は聞かなくなった。

理由は・・・なんだろう?

なんとなく、使いすぎた・・・っていうのがあるのかもしれない。

神もたくさんいると・・・効果が薄れるのかも・・・。

まぁ、今見てもいいものは多い。

そして、今の作品にその名をつけるとき、過去の作品との戦いとなるのだ。

あれに比べれば・・・あの時に比べれば・・・。

そうやって、比較され続ける。だから、認定が難しいのであろう。

社会現象になるものと比較される作品たちも困るだろう。

え・・・。いきなり神に立ち向かえと?正気ですか?軍曹さん?

ってなるだろう。

まぁ、超えようとする気概は必要だろう・・・。

作画自体は超える。それは間違いない。

なぜ、超えられないのか?

それはその時の人々の熱気が一番の要因だろう。その時のファンたちの熱気。

これが残ってる。だからこそ、難しいのであろう。

同じシーズンに放映されるライバルたちとしのぎを削り、勝っても・・・。

その先に戦いが残ってる。

・・・・。

・・・・・・・・・・・。

まだ・・・戦いが・・・・となる。

ていへんだろう・・・。

まぁ、一番重要なものはいうまでもない。

ストーリーだろう。これなくして、何で戦うのか?

ストーリーがしっかりしてれば、それだけでどの媒体だろうが成功するだろう。

戦うフィールドを限定することはない。

ストーリーがしっかりしてれば、あとは表現だけで終わるだろう。

真はストーリーにあるとみたり!!


吾輩は考える。

先程の話はどの世界でも言える。

昔から愛される作品は残る。けして、廃れない。

そして、それがいつの時代にも残っていく。

数々の名作は増えていく。無限に。時代と共に。

そして、現代でまた数が多くのものが生まれている。

昔の名作と戦い、今生まれてくる作品と戦う。

最後に生き残るのは大変だ。

埋もれるのは当たり前。どうやって、掘り起こされるのか?

今では、誰しもが作り発信できるようになった。

ここから、戦いは苛烈さを増していく。

大変な時代。それが今なのかもしれない・・・。


吾輩は眠りにつく。


≪つづく?≫

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