みたメ。

 いつものバス停にて――


「ウ、ウチのバ~キンがっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、記事を読みながら驚愕していた。


「味のために見た目はすてた全力詰込みバ~ガ~。いいわね! 見た目なんかど~でもいいのよっ!! 味よ中身よボリュ~ムよっ!」

 そんな事を言いながら続きを読み進める。


「このハンバ~ガ~のために新開発されたチ~ズバンズ――ゴ~ダ、エグモント、モッツァレラ、チェダ~の四種類のチ~ズを練りこんだバンズ」

 特製バンズの画像を見ながら、


「確かにデコボコしててあんまり見た目はよくないわね。チ~ズクロワサンみたいな表面ね、さらにに肉々しいビ~フパティもポイント高いわ」


「さすがウチのバ~キンね」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「チョコソ~スとピ~ナッツバタ~がトッピングされたチョコバ~ガ~っ!」

 同じくグルメ系アプリを見ていたイブキがそんな声を上げる


「チョコやピ~ナッツバタ~はすきだけどあうのかなぁ~……」

 黒と茶色のソ~スがかかったハンバ~ガ~の画像を見ながら、


「なに? その罰ゲ~ムででてきそうな物」

 月夜が画像を見て。


「さっきみためはカンケ~てきなコト……」

 

「せっかく肉のパティがあまったるいソ~スで台無しじゃない、一体どこのハンバ~ガ~なの?」


「月夜のバ~キン」

 台湾で推されている記事画像を見せるのだった。

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