ろボ。

 いつものバス停にて――


「大手回転寿司のチェ~ンでデザ~トを運ぶロボの性能がイイと話題?」

 月夜がなぜかグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ペッパ~くんが受付してるトコもあるしね~。厨房ではシャリ握りロボとかもあるみたいだし、一番ロボ導入が進んでるかもね~」

 内側にデザ~トをいれたゴミ箱のようなロボの画像を見ながら、


「シャリロボにデザ~トロボ――次はラ~メンロボか――はっ! 牛丼つくってる回転寿司もあるわよね? ま、まさか……できてしまう……のか? 牛丼作成ロボが……人類の手から牛丼が離れてしまう、ロボが機械が牛丼をつくる時代がきてしまうの?」

 なにやら壮大なロボをイメ~ジしながら、そんな事をいう月夜。


「ふふん♪」

 そんな月夜にイブキがドヤ顔をしながら、


「つぎはねぇ~コレだよっ!」

 テクノロジ~系ニュ~スの中にあった、記事をスマホ画面に映し。


「除菌作業を行うロボ?」

 月夜は惑星探査機ロボのような小型四輪ロボの画像を見ながら、


「そそ。コイツはねぇ~シガイセンをショ~シャしてきたないキンやウィルスをころすビ~ムだすんだよっ! すごくねぇ! シガイセンじゃなくってゲッタ~せんにすればゲッタ~だよ!」

イブキがトマホ~クをもった真っ赤なロボをイメ~ジしながら、


「いや。紫外線って――」


「やっぱりロボはたたかわないとっ!」

 瞳をロボにしてそう言うイブキだった。

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