たいむまっし〜ン。

 いつものバス停にて――


「キンロ~でれんしゅ~ホ~ソ~のバック・トゥ・ザフュ~チャ~のニンキがサイカネツ!」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そっかぁ~……ジダイをこえてあいされるメ~サクだもんねぇ~」


「イブキさんはDVDでぜんぶみてしってるけどねぇ~。しっててもメ~サクだよねぇ~。2から3のひきなんてサイコ~だよねぇ~。マ~ティ~がもってるデンタクつきウデドケイってニホンせ~なんだよねぇ~。1でほしがってたクルマもニホンシャだし」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「過去にいけるなら……」

 月夜が後悔の念を宿した表情をしていた。


「過去にいけるなら先月の安売りイベントとかいける!」


「そんなんまたやるでしょ」


「あと肉の日限定商品がいつでも!」


「……なんか29ニチには月夜がタイリョ〜はっせ〜しそぉ〜」


「人を変な菌類みたいに言わないでよっ!」


「にたよぉ〜なモンだよ」

 朽ちた木から生えてる月夜をイメ〜ジしながら、


「アンタはないの? 行きたい時代とか?」

 そんな想像されてるとは知らずにそう聞く月夜。


「う〜みゅ……Wiiでたときの「モノうるってレベルじゃない」のをナマでタイケンしたいかなぁ〜。あとはサタ〜ンとプレステがバチバチにやりあってる90ネンダイとか? DQ3のハイバイされたときはすっごいならんだとか、いっかいみてみたいよねぇ〜」


「アタリとかコ〜ソクセンとかもみてみたいから……80ネンダイこ〜はんからイチネンづつまわっていくかんじ、と〜じのゲ〜センもいってみたいし」

 瞳を輝かせながらそう語るイブキを見て。


「なんかアンタがそのうちタイムマシンつくりそ〜ね」

 そう言う月夜だった。

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