めにゅ~らんきんグ。

 いつものバス停にて――


「いえにいないときにスイッチがキド~するフグアイ?」

 イブキがTwitterで話題のそんな記事を読んでいた。


「そんなフグアイあんの? イブキさんトコはなっらコトないけど……」

 毎日、起動しているゲ~ム機を思い出しながら、


「アシアトのこってるっ!?」

 続いて表示された画像にはクッキリと肉球の跡がのこったコント~ロ~ラ~の画像。


「そっか~……イヌリセットもあるからネコキド~もあるかもねぇ~」

 パスワ~ドが表示されメモをとるまえに犬がキ~ボ~ドをさわって画面が消えてしまう現象をイメ~ジしながら、


「ゲ~ムメ~カ~のつぎのタイサクはニクキュ~にハンノ~しないインタ~フェイスをつくるコトだねぇ~」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「マックでおいし〜モノランキング?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そんなん一番肉々しいやつでしょ。三位のダブルチ〜ズバ〜ガ〜がはいってるし」


「そして二位がテリヤキでしょ――一位も肉よ」


「フライドポテトってかいてあるよぉ〜」

 隣からイブキがそう口を挟んでくる。


「やっぱりみんなダイスキなんだねぇ〜ポテト」


「せ、セットについてるから総数あがってるだけよ――そ〜よ。人気なら肉が芋に負けるワケないわっ!」


「いやいや。ポテトのちからだよっ!」

 背後に芋と牛を浮かばせ激しく火花を散らせる二人だった。

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