きゅ~フ。
いつものバス停にて――
「おぉ! イブキさんのなかでサイコ~のエ~ガとウワサされるエ~リアンⅡででてきたM41A1パルスライフルがハンバイっ!!」
イブキがSFチックなメカメカしいデザインの銃器画像を見ながら、瞳を輝かせていた。
「あのFA-MASににたドクトクのフォルムがイイんだよねぇ~……1であんなにクロ~したエイリアンをス~ハツでフンサイするカリョク! ぜったいムイミだけど、ムダにカッコイイんだよねぇ~。デジタルひょ~じのザンダンカウンタ~。クィ~ンをくるしめたグレネ~ドランチャ~もついててサイコ~にカッコイイっ!!」
薄暗い宇宙船内を異形のモンスタ~相手に無双する姿をイメ~ジしながら、
「ぎゃくになんであのソ~ビでぜんめつしたナゾだよねぇ~……イブキさんのひきいるFPSチ~ムなら、ナンマンタイのエ~リアンがでてきてもゲキタイできるジシンあるのに……」
イブキが名作洋画の中で無双をイメ~ジしている隣では、
「全ての牛に現金二万円を給付っ!」
月夜が動物系のニュ~スを集めたモノの中から、そんな記事を読んでいた。
「さすがね! 牛丼を生み出す神の生き物である牛に現金給付。目のつけどころが違うわ」
「ウシさんにおかねあげても……」
「正確には牛の頭数ごとに二万円を畜産農家さんに支給するんだケド」
「へぇ~……じゃ、ウシさんかったら2マンエンもらえんだぁ~……」
イブキが家の庭に牛がいる姿をイメ~ジする。
「そっか! 飼ってお金もらった後に牛丼にすれば――っ!?」
「さっきカミのいきものっていってなかった?」
月夜の皮算用にそう言うイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます