ぱわ〜どす〜ツ。
いつものバス停にて――
「牛丼チェ~ンが持ち帰りの牛丼を値引きっ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「感染症対策のための食事支援として全ての客、個数制限なしで全ての牛丼が対象。何個買っても値引きされるのね~……」
「通常三八〇円のところ三〇〇円になるのか~……しかも全部……さすが牛丼屋ね。もう補正予算の半分を牛丼につっこんで全店一〇〇円牛丼にすれば全部解決!」
月夜がそんな風に牛丼万能説を口にする隣では、
「ゼンシンフズイのヒトでもノ〜ハでうごかすコトのできるパワ〜ドス〜ツっ⁉︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「お〜! ノ〜ハでぜんしんをうごかすって……ユニコ〜ンじゃん! ぜんしんサイコフレ〜ムだよ」
そんな事を言いながら続きを読み進める。
「これエイリアン2ででてきたやつっぽい」
表示された画像を見ながら、
「ノ〜にセンサ〜をつけて……ん〜インプラントがヒツヨ〜なんだぁ〜……もっとてがるにできるよぉ〜になればなぁ〜……」
「とりあえずオ〜ト牛丼製作機能はつけてほし〜わよね〜」
「そんなムダなモノはいらない」
月夜の指摘にそう返すイブキだった。
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