のチ。
いつものバス停にて――
「が、ガルマせんよ~ザク2?」
イブキがガンプラの新商品情報を見ながら、
「う~みゅ……ドップでいいよ~なぁ~……ガルマさんはザクにのっちゃダメなきがする」
イブキは前髪をクルクルともてあそぶキャラを思い浮かべながら、
「つよいのかな? ゲ~ムではそこそこつよかったけど、ジ・オリジンだとシャ~さんにかつがれて、ビミョ~なかんじだったし、かんぜんにあかいヒトのひきたてやくだったよねぇ~。2ショ~までいかしとくとハンランするし、そこではそこそこつよかったなぁ~……なので、はやめにシマツするためにトップにのっけてシュツゲキですよ! ザクはいらないよね~」
イブキが最高司令官の表情でそんな非情な采配を口にしている隣では、
「自分が死後にAIとして復活させるかど〜かの意思表示を表明できるサイト?」
月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ふ〜ん……そんな時代まできたのね〜。死後デジタル労働――D.E.A.D」
「しんだあともはたらきたくないよねぇ〜」
「アンタなんか復活させてなんの意味があるの?」
「ん〜……」
しばらく考えた後に、
「とりあえず、はたらきたくない」
「ウチは牛丼さえもらえれ……」
「ど〜やってたべるんだろぉ〜?」
「「ん〜……AIかビミョ〜かも?」」
二人でその結論へと行き着くのだった。
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