はっソ〜。

 いつものバス停にて――


「PSVRがしんがたコント~ラ~をカイハツチュ~っ!?」

 イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そっか~……VRはまだおわってなかったんだね。タイオ~ソフトがガンガンへってるからもうおわちゃったのかとおもってたよ。コトシのガルガンティアたいお~でもしかしたらかわるかもしんないけど、けんげきアクションはあっついよねっ!」

 仮想空間で巨人相手に剣で大立ち回りをするのを思い出しながら、


「もっとタイオ~ソフトふやしてほし~よね! REはぜんぶタイオ~してほし~し、ラスアスやセブンもしてほし~よねぇ~サクラもアドベンチャ~パ~トVRタイオ~にしたらおもしろかったかも?」

 ホラ~ゲ~ムやギャルゲ~をおもいだしながらそんな事を言っているイブキの隣では、


「アメリカで衝撃的な食べ物が発見されるっ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「アメリカだったらなんでもアリな気がするわ。洪水でもBBQやめない国だし……」

 月夜が膝まで水がきてる中で平気で肉を焼いている男達を思い出しながら、


「う、うどん寿司?」

 表示された画像にはご飯の代わりにうどんが巻かれた太巻きの画像。


「これ……ん〜……」

 画像を見ながら、言葉がでてこない月夜。


「なんでウドンまいちゃったんだろねぇ〜ねぇ〜」


「そ、そ〜ね。麺類を巻く……日本にはない発想だわ」


「さすがGaga のあるクニだね」


「この発想はいらないケド」

 うどんの巻き寿司を見ながら、そういう月夜だった。

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