そんざいりユ~。
いつものバス停にて――
「スコットランでのガレ〜ジからでてきたケンが425マンエンのカカクでうれるっ⁉︎」
イブキがそんな記事を読んでいた。
「ケンかっこいいもんねぇ〜……いわにささってたら1000マンエンいったかもねぇ〜」
そんな事を言いながら続きを読み進める。
「しかも、このケンしんじられないほどかるく、ふりがはやいっ! おぉ! ハヤブサじゃないかっ! そりゃ〜たかいよ。メタルがりにユ〜リだもん」
完全にゲ〜ム視点で記事を読む。
「これはサビをおとしてカイにするか、マオ〜のまぼろしをリヨーキしてサイキョ〜のケンにするしかないよねぇ〜」
そんな事を言っているイブキの隣では、
「ロボット掃除機は事前の片付けを行わないと性能を発揮できない? へぇ〜……そ〜なんだ」
月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「そそ。イブキさんロボットそ〜じきあればちらかりっぱなゲ〜ムソフトもぜんぶキレ〜になるとおもってたのにさ」
イブキがロボット掃除機から腕が生えてアニメの様に華麗に動き整頓する様をイメ〜ジする。
「普段からやっとけばいいじゃない?」
「いやいや。ディスクいれかえのときのミックスはだれもがやっちゃうコトだよ」
「あれって探す時に見つかるまでケ〜する開け続けて結局散らかるのよね」
「そそ。そ〜ゆ〜のをど〜にかするロボットがほし〜よねぇ〜。ディスクをちゃんとケ〜スにもどしてくれるロボ!」
「すっごい限定的な機能のロボットね」
「まあ、ソフトはぜんぶダウンロ〜ドこ〜にゅ〜すればいいだけなんだけどね」
ディスク戻しロボは誕生前にその存在感がなくなるのだった。
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