しんきノ〜にぃ~。
いつものバス停にて――
「Twitterに投稿された3DCG作品が一家に一台ほし〜と話題?」
隣でゲ〜ム系ニュ〜スを見ながら興奮しているイブキをきにせずに記事を読み進める。
「丼スロット?」
動画がはじまり、五〇〇円をいれるとスロットマシンのコインがでてくる部分に丼に白米がセットされ、スロットマシンのレバ〜がひかれる。
回転するリ〜ルは鶏、タマネギ、タマゴのマ〜クで止まると――
「親子丼になったっ!」
月夜の言葉のとおりセットされた白米のうえに鶏肉、タマネギ、タマゴの具材をつかった物がのり見事な親子丼が完成する!
「ほかにもマグロ、ノリ、マグロで鉄火丼にっ⁉︎」
「牛牛タマネギで牛丼っ‼︎」
スマホ画面に顔を近づける月夜。
「いいじゃないっ! こ〜ゆ〜の売ってないかしら?」
3DCGで作られたマシンに夢をみる月夜。
「もっとシンプルに牛丼製造機でいいのよっ! ボタンおしたら三分後に牛丼みたいな――一六連射しちゃいそう〜」
そんな事を言っていると、
「月夜はいくらぐらいだとおも〜う?」
「そ〜ね。ウチならこの『丼スロット』買うかな〜」
会話が噛み合わない二人だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます