はろうぃン。
いつものバス停にて――
「のむソフトクリ~ムがハンバイっ!」
イブキがコンビニスィ~ツを扱ったアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ミルクソフトのふ~みをあじわうコトができるかぁ~……どんなかんじなのかなぁ~? とけたソフトがまんまはいってるとかでにたよ~なかんじになるとおも~けどぉ……」
イブキがソフトクリ~ムの描かれたパッケ~ジ画像を見ながら、
「ソフトマスタ~としてはのんどかないとダメだよね」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「渋谷のハンバ~ガ~ショップのハロウィン仕様が本気すぎる?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「看板のBがとれかけて、外観は廃墟をおもわせる飾りつけ……店員さんはゾンビの恰好をする徹底ぶり……」
ゾンビメイクされたスタッフ画像から目を逸らしつつ、
「おぉ! おもしろそぉ~! いこ、ね~いこよぉ~月夜」
スホマ画面をのぞきこみながらイブキが言う。
「……いや。ウチは……」
消極的な返事をする月夜。
「ダイジョブ、ダイジョブ。ゾンビはたおせるからこわくないよぉ~」
「仮装だから倒しちゃマズイと思うケド……」
「ほら、ゾンビコスすればハンバ~ガ~むりょ~だって」
「……行く」
苦手<肉な月夜だった。
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