もシ……。
いつものバス停にて――
「煮込みハンバ〜グか〜……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、ステ〜キハウスの新メニュ〜を見ながら、
「たまに食べたくなるよね〜」
チ〜ズがたっぷりかかったハンバ〜ガ〜の画像を見ながら、そんな事を言う。
「ステ〜キともセットにできるのね〜。いつかやってみたいわねっ! ハンバ〜グ、ステ〜キを交互に食べてから牛丼をかきこむ食べ方っ‼︎」
月夜がそんな肉肉ファンタジ〜を思い描いている隣では、
「ホッカイド〜でキノコがりにいってたオトコのヒトとペットのイヌがぶじホゴ。オトコのヒトはもっていたペットのエサをイヌとわけあってウエをしのいだかぁ〜……さむいときはワンコをだいてあったまったのかなぁ〜? ホッカイド〜だしさむいよね〜」
イブキは猛吹雪の雪山の洞穴でイヌを抱きしめる男性をイメ〜ジする。
「ぜんキョニュ〜びしょ〜じょがないたっ! エ〜ガかまったなしだねっ!」
そんな事を言いながら隣で肉肉ファンタジ〜でヨダレを垂らす月夜を見て。
「いや〜。もし月夜だったらワンコのエサくいつくしてワンコまで……」
氷の洞穴の中から断末魔の鳴き声が響く様をイメ〜ジしながら、
「食べないわよっ!」
憤慨する月夜。
「ま〜……それイゼンに月夜にくっついていくワンコがいないよねぇ〜」
そういいイブキだった。
これは『小説家になろう』サイトで77件目のブックマ~ク登録更新を記念して執筆されたものです。
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