じど〜せいセ〜

いつものバス停にて――


「アメリカさんのパイロットが2004ネンと2015ネンにとったミカクニンヒコ〜ブッタイをホンモノをハッピョ〜っ⁉︎」

イブキがなぜかテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「おぉ! ホンモノのミカクニンヒコ〜ブッタイ――つまりホント〜になんだかよくわかんないとんでるヤツってコトだよねっ! よし! ウチュ〜じんでしょ!」

そう決めつけて続きを読み進める。


「じっさいにはカイグンがドロ〜ンやフ〜センではないとし、あんいにUFO=ウチュ〜じんのノリモノといったはなしではなくエ〜ゾ〜からはなにかわからないといったシュシのハッピョ〜……う〜みゅ……みとめたワケじゃないんだぁ〜。トランプさんならグレイとダブチたべてるガゾ〜をTwitterとかにあげそ〜なんだけどなぁ〜」

イブキがそんな機密漏洩を期待している隣では、


「アメリカのス〜パ〜で食パンを全自動で製造するロボットが導入されたっ⁉︎」

こちらもテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ミキシングから発酵、焼成、冷却と職人のプロセスを全自動で行えるマシ〜ンっ! 一時間に一〇欣をつくる事ができる――へぇ〜……パンの事はよくわかんないケド凄そう」

そんな小並感を洩らしつつ、


「でも、これは始まりよっ! いつか全自動牛丼製造機を各家庭にっ! もうクラウドファンディングすれば一時間に一〇〇兆円はかたいのになんで誰もやんないのかしら?」


「ぜったいそんなにあつまんないからでしょ」

隣で冷静にそう呟くイブキだった。

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