でんト~。

 いつものバス停にて――


「おぉ! TGSがもりあがってるぅ~!」

 イブキが瞳をキラッキラさせながらゲ~ム系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「カイショ~では5Gのたいけんなどもできるっ!? 5Gになったらオンゲもフルダイブなみになるかなぁ~? つ~しんのチエンやラグなんかもなくなってヌルヌルうごいて……あ~……はやくサ~ビスはじまんないかなぁ~」

 新技術に過度な期待をするイブキ。


「ショッカクをつかうVRとか、バイオのアウトブレイクっぽいシンサクもきになるなぁ~……ガッコ~なんかいくよりもこ~ゆ~トコいったほ~がゼッタイためになるよっ! すっごいオトナになるよっ!!」

 イブキがス~ツに溶接工のような仮面をかぶったPUBGのアノ人のような姿をイメ~ジしている隣では、


「いまだに停電が続く千葉にむかった移動式牛丼販車。あ~あれね~」

 月夜がオレンジ色でいい匂いをまき散らす車をイメ~ジする。


「一部では無料じゃない事に批判も――」


「う~みゅ……なかにはテ~デンでATMつかえなくっておかねないヒトもいるしねぇ~」


「逆にお金はあるのに物資がなくって食べれないパタ~ンもあるわよね~」


「そ~だねぇ~。デンシマネ~とかキャッシュレスすすめばちょっとはカイゼンするかなぁ~?」


「ど~かしら? 自衛隊とか救助隊がこ~ゆ~の持ってれば無料で配れそうだケド……」


「いちお~あるよね」


「あるのっ!?」


「うん。カレ~をいっぱいつくれるクルマがジエ~タイにあるよ。ジエ~タイフェスとかでジッショクはんばいとかしてて、ケッコ~おいし~ってはなしだよぉ~」


「へぇ~……いやいや自衛隊さん栄養考えるなら牛丼でしょ! カレ~もいいケド、牛丼車もつくろうよっ!!」

 力強くそう言い切る月夜。


「いや~。カレ~はデント~があるから……かくしあじにコ~ヒ~ぎゅ~にゅ~とかいれんだよ。かんたんに月夜のワガママにきりかえれないよぉ~」

 自衛隊員が大釜のまえで作業している姿をイメ~ジしながら、そういうイブキだった。

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