あっぷぐれ〜ド。

いつものバス停にて――


「カップヤキソバで有名なとこがカップラ〜メン?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ギガマックスとか出したり、いろいろやってるわね〜。それにしてもギガマックスはよかった! あれを標準サイズにしてほしいぐらいだわ」

量に感激したのを思い出しながら、


「今度はラ〜メン? しかもソ〜ス味って……」

味を想像しようとしてもできない。


「おいし〜のかしら? 湯切りをせずにソ〜スいれて、そのままズルズル……おいし〜のかしら?」

月夜がそんな風に首を傾げている隣では、


「11とProをコ〜カイしたアップル――がSiriちゃんをオ〜ハバなアップグレ〜ドけ〜かくちゅ〜?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ど〜なんだろぉ〜? Siriカイニ……」


「とりあえずシュクダイき〜たらぜんぶこたえおしえてくれるキノ〜はほし〜かなぁ〜……あとは……」


「そろそろロボット三原則入れといたほうがいいわよね〜」


「ん〜……それもそ〜だね。ニンゲンにキガイをくわえてはならない、またはそのキケンをカンカしてはならないだっけ?」


「ロボットは人の命令に服従だったかしら?」


「たしかそんなかんじ」


「三つ目は牛丼を作れなければならないだったかしら?」


「……それはちがう」

Siriを牛丼製造機にしようと画策する月夜だった。

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