かくちょ〜きノ〜。

いつものバス停にて――


「アメリカのノ〜スカロライナ大学が肉を直火で焼くと死亡リスクが高まると発表っ⁉︎」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「じゃ、焼肉とかステ〜キはダメって事なのかしら? そんな事になったら大変じゃないっ!」


「直火や燻製などの高温調理された肉には発ガン性物質多く含まれているか〜……牛丼は煮込みだからセ〜フなのかしら? さすが完全栄養食よね〜」

そんな事を言っている月夜の隣では、


「むかしのゲ〜ムボ〜イはこんなコトもやっていた?」

イブキがゲ〜いるム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「なんだろぉ〜? ゲ〜ムじゃないのぉ?」

頭に『?』を浮かべながら、続きを読み進める。


「カメラでシャシンをプリントアウトできた? へぇ〜……いるかど〜かはべつとして、そんなコトできたんだぁ〜。3DSにもカメラついてたけど、ナゴリなのかなぁ〜?」


「ほかにもギョグンたんちき? ど〜やってタンチすんだろぉ〜? も、もしかしてゲ〜ムボ〜イをウミにドボン?」

イブキが海底でも軽快に作動するゲ〜ムボ〜イをイメ〜ジする。


「ほかにもミシンとかにつないでアミかたやシシュ〜ができる! すっごいなっ‼︎」


「牛丼は作れないの?」


「そんなのはない」

当然のように聞いてきた月夜にそう返すイブキだった。

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