ぱ~ふぇくト。
いつものバス停にて――
「サムスピのかんぜんシンサクっ!?」
イブキがゲ~ム系ニュ~スの中にあった、そんな記事に食いついた。
「Switchで12ガツ12ニチにハンバイっ! おぉ! 11ネンぶりのシンサクかぁ~……」
イブキが剣戟を中心とした格闘ゲ~ムを思い出す。
「いかりゲ~ジやイッセン、ヒオ~ギなんかのシステムはそのままサイヨ~! いいね、いいね。あのイチゲキもらったらひっくりかえるキンチョ~カンのあるバトルが――」
イブキがそんな事を言っている隣では、
「おいし~ケド不健康なイメ~ジのあるラ~メン。あるお店が一日の必要栄養素が全部っはいったラ~メンを開発?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「一日に必要な栄養素の三分の一を取れる完全栄養食――三分の一? 一日に五食とったらオ~バ~しちゃうじゃない??」
月夜が自分の尺度でそんな事をいう。
「まあ、いいわ。麺にタマゴやタピオカ粉――タピオカっ!? ス~プも煮干しの味を全面にだし背脂や醤油は控えめにする事で完成したか~……ヘルシ~な感じよね~。タピオカ粉ってやっぱりタピオカを粉々にしたやつなのかしら?」
「タピオカってコナゴナにできんのぉ~? ケッコ~だんりょくあるよねぇ~?」
「そもそもタピオカってなんだろうね?」
「う~みゅ……カエルのタマゴ?」
「似てるケド……違うでしょ」
「じゃ、なんのタマゴなんだろぉ~?」
「タマゴじゃないじゃない? それよりも完全栄養食ラ~メンね~。牛丼もタマゴとネギいれたら完全栄養食になるのよね~」
「そっかなぁ~? いろいろたんないきがするけどぉ~」
月夜の言葉にそう疑問を口にするイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます