ぱ〜ふぇくト。

いつものバス停にて――


「みんゴルがキャンペ〜ンちゅ〜かぁ〜」

イブキがゲ〜ム系のニュ〜スを集めた記事を読みながら、


「ソフトが10〜30パ〜セントびき。だい20かいタイカイもカイサイチュ〜……そ〜いえば、さいきんやってないなぁ〜……」

そう言いながら、その場で素振りを始める。


「さんかすれば、さんかしょ〜としてキグルミがもらえる……」

パンダとウサギの着ぐるみ画像を見ながら、


「やっとこかなぁ〜」

緩くそんな決意をするイブキの隣では、


「カップ麺メ〜カ〜が完全栄養食を完成させる?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「完全栄養食って牛丼の事よね〜? 即席麺のメ〜カ〜が牛丼つくったのかしら?」

そんな事を言いながら続きを読み進める。


「八月一九日に販売される一日に必要な栄養の三分の一をもった麺? へぇ〜……牛丼じゃないのね〜」


「独自の技術によって麺の芯に栄養を閉じ込めるに成功茹でても漏れ出す事がなく、食べてもらえれば一日に必要な全ての栄養素三分の一を摂取が可能ね〜」


「でも牛丼なら一食でとれるから牛丼のが上よねっ!」


「……すべてのエ〜ヨ〜ソがいっしょくとれるなら、とりすぎになってふとっちゃうよ」

そんな呟きも月夜の耳には届かなかった。

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