まっちんグ。

いつものバス停にて――


「八月八日からサ〜ロインが一グラム八、二円のトコを七、七円に値下げか〜」

月夜がステ〜キハウスチェ〜ンのそんなキャンぺ〜ンイベントを見ていた。


「食べる量が多いほど得になるワケね〜……いつもの一キロだといくら安くなるんだろ?」

いつもオ〜ダ〜するサイズの価格を計算しはじめる月夜の隣では、


「ジンコ〜ちの〜がリソ〜のニジゲンよめをつくってマッチングしてくれるアプリっ⁉︎」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「こ……こんなモンにうつつをぬかしてるヒマあったたイブキさんとマッチングすればいいのにっ⁉︎」


「アンタとしたら相手が可哀想じゃない」

力説するイブキにそう言う月夜。


「ニジゲンよめなんかもとめなくってもココにイブキさんはいるじゃないっ!」

我を求めよといわんばかりに胸に手をおいて、そんな事をいう。


「一六種類の美少女からべ〜スを選んで肌や髪の色を好みで選んで――へぇ〜……よくできてるわね〜」


「イブキさんとつきあえば、どんなヒトだってリッパなクソゲハンタ〜にそだててあげるよ」

教官服に着替えながら、


「完成した嫁は枕やポスタ〜として注文できる……特殊なオプションね」


「マクラかぁ〜……」


「アンタ枕なんか誰もほしか〜ないわよ」

飽きれ顔でそう言う月夜だった。

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