からくリ。

 いつものバス停にて――


「ふ~みゅ……2020ネンにはノ~からスマホをソ~サするソ~チのジッケンがかいしかぁ~……」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「アタマにアナをあけて、ノ~にミシンのようなキカイでカミのケよりもほそいナノワイヤ~をはりつける。そことミミにつけたデバイスをブル~トゥ~スでつなげてチュ~ケ~キにしてスマホにセツゾク……ノ~ミソにちいさいワイヤ~がたのキカイをつけるのかぁ~……」


「やっぱしノ~のつけないとダメなんかなぁ~……アタマにつけるタイプはズガイコツがジャマしてイマイチツ~シンできないってギジュツてきモンダイはカイケツできないかぁ~」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「あっ! これいいかも?」

 月夜が大手通販サイトの専用アプリで何かを見ていた月夜がそんな声を洩らした。


「レビュ~も星四ばっかりだから平気よね?」

 そういってポチリそうになった時、


「いやいや。それはど~かなぁ~?」

 イブキのそんな声で指をとめる。


「え~? 平気でしょ? レビュ~も購入者のみだしサクラレビュ~はないわよ」


「ふふん♪ ジダイはシンポしているのだよ月夜。さいきんのテグチはねぇ~……」


「なにこれ? レビュ~を書いて、書いた証拠をスクショして指定のメアドに送ると七日間以内に無料商品GET?」


「そそ。つまりショ~ヒンにオマケをひっつけてレビュ~かかせるホ~ホ~だよ」


「でも、特に高評価にしろとは書いてないわよ」


「そこがポイントなんだよねぇ~。でも、テ~ヒョ~カつけたらオナケくれないかもしれないじゃない? だからついついみんなコ~ヒョ~カつけちゃうってコトなんだよ!」


「へぇ~……巧妙になってるわね~」


「そそ。だからコ~ヒョ~カばっかりでもアテになんないトキはあるよ」


「まあ、こんなスクショがあるって事はアンタも引っかかったワケね」

 痛いトコを突く月夜だった。

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