くらゲ。

いつものバス停にて――


「ポテトが2バイ……」

イブキがポテトでおいし〜と評判の回転寿司で行われるイベント記事を見ながら、


「ポテト2バイって……ヒトサラで2コ……フタサラで4コぶんっ⁉︎」

驚きのあまり、そんな当たり前の事を口にする。


「こんなんされちゃたらポテトしかたべないよねぇ〜……しっかも、フレ〜バ〜にサワ〜クリ〜ムオニオンあるじゃん! あれおいし〜んだよねっ‼︎ なんかさわやかなのにミョ〜にこいあじで……クリ〜ムってついてるモノにハズレなしってエライひともいってたっ!」

そんな事を言っているイブキの隣では、


「人と同じぐらいのクラゲ……」

月夜がダイバ〜とその横を泳ぐデッカいクラゲの画像を見ていた。


「このクラゲは推定一五〇センチ……人サイズってのは言い過ぎだケド、結構大きいわね」


「おぉ! でっかいクラゲっ‼︎ だきマクラにしたいっ!」

イブキがその画像を見るなり、そう言う。


「クラゲだから刺されるんじゃない?」


「いやいや。そこはキョ〜ゾンかんけ〜できるようのドリョクするモンっ!」


「努力でなんとかなるのかしら?」


「それでイブキさんのベッドにすんでもらう」


「クラゲには全くいいトコないわね」

イブキのベッドで干からびてるクラゲを想像する月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます