え~あイ。

 いつものバス停にて――


「シンサクかぁ~……」

 イブキがグルメ系アプリの中にある、新作のスナック菓子情報を見ていた。


「かったいポテトのエビしおあじ? イブキさんあんまりかたいのはスキじゃないんだけなぁ~……」

 そんな事を言いながら続きを読み進める。


「ファンサイトでイチからつくったショ~ヒン。へェ~……そなんだぁ~……でもこれってエビセンとどうちがうんだろぉ~? やめられないとまらないのアレとなにがちがうのかなぁ~??」

 イブキがそんな事を言っている隣では、


「ピザ界に最新技術っ!?」

 月夜もグルメ系アプリの中にあった、なにかの記事を読んでいた。


「AI――人工知能をつかって最高の出来栄えのピザを作る? 注文通り、綺麗に焼けたかなどを精査、ふ~ん……もともと二〇一七年に予告されたものが苦労の末にやっと完成した。そなんだ~……これからオ~ストラリアとニュ~ジ~ランドの店舗に設置されていく……日本ははいってないじゃないっ!」

 記事にそう突っ込みをいれた後、


「でも、これを応用したら究極の牛丼もつくれるかもしれないわね~……ツユの量やタマネギの色、ご飯の最適な量に肉がいっぱい……」

 肉の量には制限をつけない月夜。


「そしてロボットに繋げて牛丼製造機へ! これが完成したら人類史が変わるわっ!!」

 自信満々でそう言い切る月夜だった。

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