からあゲ。

いつものバス停にて――


「インディ〜ズゲ〜ムのサイテンBitSummit 7 Spiritsかぁ〜……」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「カイジョ〜にはかいしまえからチョ〜ダのレツ……なんかたのしそ〜」

記事に貼り付けられた画像を見ながら、


「いってみたいけどキョ〜トでやってんだぁ〜……ガイコクよりはいきやすいけどト〜イなぁ〜」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「ノドが痛い時は飴もいいケド、唐揚げもいいっ⁉︎」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そ、そうだったんだっ⁉︎ 唇が乾燥してるときはコロッケがいいのは知ってたケド……まさかノドに鳥の唐揚げがいいなんって……」

月夜の頭の中でコンビニの人気商品が浮かぶ。


「う〜みゅ……どっちっかってゆ〜とノドにわるそ〜だよねぇ〜……アブラだし、コロモでガサガサひっかかるイメ〜ジだしぃ〜」

隣でイブキがそんな事をいう。


「そこはきっと鳥に含まれるなんかすっごいアレが効くんじゃない?」


「すっごいアイマイでザックリしてるっ⁉︎ ちょっとそれみせて」

月夜のスマホをひったくると、続きを読み進める。


「Twitterではキョ〜カンがあるけど、イガクてきにはまったくコンキョなし……」


「ウチはノド痛くなったら飴よりも唐揚げかな〜」

月夜の好みの問題だった。

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