ひロ〜。

 いつものバス停にて――


「あたらし~ついかディスクかぁ~……」

 イブキが自分もやっているオンラインゲ~ムの追加ディスク情報を見ながら、


「あたらし~マップは『マカイ』かぁ~……いよいよオフゲでゆ~トコのサイシュ~マップだよね? あたらし~ショクギョ~のついかはないのかなぁ~? モンスタ~しょくこないのかな? ドラゴンとかはぐメタとか……ショ~ニンとかヒメとかもい~よね~……オ~さまとかさぁ~」

 イブキがそんな風に追加パッチの事を想像している隣では、


「つかれてる時にやりがちな行動? なにかしら?? 牛丼を無性に食べたくなるとか、ステ〜キの塊を見たくなるとかそんなんかしら?」

月夜が個性的な疲れの症状を口にしながら、なにかの記事を読んでいた。


「コンビニでチキンを買って袋を手にチキンがはいってる方をゴミ箱に――ウチはないな〜……まずチキン見ると、とりあえず一齧りしとけばこのチキンポイは防げる気がする」


「スマホ片手にコ〜ヒ〜いれて部屋に行ってからスマホで用事を済ませ、もっていたコ〜ヒ〜をベッドに投げる……これもないな〜一回だけ持っていた牛丼投げた事あるケド……あれみたいなモンかな?」

またも共感しづらい事例を挙げながら続きを読み進める。


「空腹で牛丼屋にいって牛丼を頼んで出てきてから、食欲がなくなり牛丼を見つめ続ける……たまにいるケドそ〜だったのね! ウチは牛丼に出会えたうれしさのあまり茫然としているのかと思ってたわっ!」


「……そんなワケないじゃん」

月夜の解釈にそう洩らすイブキだった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます