こいびト。

いつものバス停にて――


「タカラゴ――おもちゃメ〜カ〜がバトルロイヤルがたシュ〜ティングゲ〜ムのデジタルガジェットはんばいチュ〜シをハッピョ〜かぁ〜……」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ふ〜みゅ……よやくす〜がイチマンにたっしたらハンバイをヨテ〜していたものの、ヨテ〜す〜まえに5ガツ7カのヨヤクしゅ〜りょ〜びをむかえた……ケッコ〜おもしろそ〜なんだけどね〜……」

拳銃型ガジェットの画像を見ながら、そんな事をいうイブキの隣では、


「別れた元カレが写った画像――元カレの姿を自分の好きな物――ステ~キに差し替える女性が話題?」

 月夜がなぜかグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ふ~ん……女性――ダニエルさんは「私が本当に深く愛し、信頼しているものと写真を取り替えることに決めました。それはステ~キ」とコメント」

 投稿者のコメントとともに画像が読み込まれ、女性とこんがり焼かれたステ~キの画像。


「なんか……ヘン」

 それを見たイブキがそんな声を洩らす。


「そう? ウチはありだと思うケド」


「そっかな~?」


「ほら他の人も「肉は裏切らない」「私もステ~キとだったら恋に落ちる」って声があるわよ」


「へェ~……」


「ウチとしても最初激しく同意よっ! 肉は裏切らないわっ!!」

 キラキラした瞳でそう言い切る月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます