さがセ。

いつものバス停にて――


「インドりくぐんがヒマラヤさんみゃくでイエティをハッケンっ⁉︎」

イブキがなぜかテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に食いついた。


「そっか〜……ついにみつかったかぁ〜……イエティ、ビックフット、サスカッチたぶんぜんぶおんなじヤツだとおも〜けど……」

イブキが白いモフモフの毛玉のような生物をイメ〜ジする。


「ヴァンパイでかわいかったモン! ビャモン、パイロン、サスカッチ……ぜんぶカワイイキャラつかってたなぁ〜……」

土偶と落ち武者と白い毛玉を思い出しながら、


「バナナがだいコ〜ブツなんだよねサスカッチ。ジンルイにかわれながら、いつかジンルイをシハイしてやろ〜ってヤシンまんまんのカワイイやつっ!」


「子供のとき誰もがやった絵本のウォ~リ~をさがせ。自分なりの必勝法を持っているか?」

 月夜はそんな記事を読んでいた。


「必勝法というほどじゃないケド、本を少し話して視界を広げて探す方法はやったわね~。そ~いえば、定規をつかって徐々に範囲を区切って探してる子もいたわね」


「イブキさんのシュ~イにはペ~ジを4つにくぎってさがしてたコがいたよ。あとはウラをかくとかいってあえていなさそ~なトコさがすコとか」


「へぇ~……みんな結構、自分なりのやり方もってたのね~。アンタはそ~やって探してたの?」


「ん? イブキさん?? イブキさんはね~」

 そういってスマホを取り出すと、


「スマホでとってガゾ~ニンシキアプリでイッパツよっ!」


「それ楽しくなさそう……」

 幼女のときから最新技術を使っているイブキにそういう月夜だった。

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