おじョ〜。

いつものバス停にて――


「平成最後の新メニュ〜か〜」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、ピザ屋の広告を見ながら、


「子どもから大人まで広く愛された味を集めた一品と――」


「個性的な味を集めたピザマニアむけの一品の二種類。どっちもおいしそ〜ね〜……」

二つのピザ画像を見ながら、そんな事をいう月夜。


「最後だし、両方たべとかないと……」

なんだかんだいいながらいつも全部食べている月夜の隣では、


「これからはキヒンただようオジョ〜さまがモテる……う〜みゅ……」

そんな怪しい記事を読んでいた。


「ごきげんよう――こんなかんじかなぁ〜?」

ギャルゲ〜にでてくるお嬢様キャラのようにそういうイブキ。


「アンタがやってもね〜……あぁ〜……春だしな〜……感じしかしないわ」

隣で聞いていた月夜がそう口をはさんでくる。


「そっかな〜?。ホンノモのジョシコ〜とかかよってるコってどんなふ〜なんだろぉ〜?」


「友達にいるケド……」


「いるのっ⁉︎」


「確かに挨拶は「ごきげんよう」って決まってるけど、「ごき〜」って略してたわよ」


「それでいいんだっ⁉︎」


「あとは「げんよ〜」とかもあるって」


「へェ〜……」


「ゴキっ!」

イブキが舌をぺろっと出しながら、額の前で横ピ〜スしながら言ってみる。


「黒いカサカサしたアレを思い出すわ」

そんな感想を洩らす月夜だった。

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