しんがタ。

いつものバス停にて――


「イギリスでコ〜ラと牛乳を混ぜた物が話題を集めている?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ミルクコ〜ラ……絶対別々に飲んだほうがおいし〜と思うケド……」

そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「信じられないほど不快な気分になった。単にコ〜ラと牛乳を混ぜた物、騒ぐほどじゃない……辛辣な意見が多いわね〜……唯一、マシなのは目を閉じてにめばココアっぽいってのかしら?」

個人の変食と判断した月夜。


「ビックストリ〜ムそ〜めんスライダ〜ギャラクシ〜っ⁉︎」

突然、隣でそんな謎の声をあげるイブキ。


「あの……あの……タカラからながしそ〜めんキのシンガタ――だい9だんがト〜ジョ〜っ! そっか〜……ショダイからもうそんなになるのかぁ〜」

感慨深く言うが大した思入れもないイブキ。


「そんなの何に使うのよ?」


「ながしそ〜めんにつかうんだよ! これからのキセツだよっ‼︎ ながしそ〜めんジョシカイとかやるんだっ!」


「女子会なら牛でしょ! 肉よっ‼︎」

二人ともかなり特殊な女子会像をもっているようだ。


「ふふん♪ このながそそ〜めんきはヒトアジちがうよっ! うえからスイリュ〜にのってやってくるだけのゲンシテキなそ〜めんのジダイはおわるんだから――」


「この、ビックストリ〜ムそ〜めんスライダ〜ギャラクシ〜はしたからうえにうかぶムジュ〜リョクきの〜がついてんだからっ!」

まるでメ〜カ〜の手先のように自慢の機能を紹介するイブキ。


「すっごいけど……その機能いる?」


「じ、ジュンカイすんだよ! しかもコ〜リいれたらいっつもつめたいんだよっ‼︎」


「う〜ん……すっごいケド……いる? ウチは透明なガラス鉢のなかに水張って氷浮かべるほうがいいかな〜」

シンプルな素麺のイメ〜ジをいって最先端素麺スタイルを否定する月夜だった。

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