ji32k7au4a83。

いつものバス停にて――


「SwitchのVRキッドがハンバイっ!」

イブキがゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ダンボ〜ルでつくるコストパティじゅ〜しのアイテム。う〜みゅ……そ〜ゆ〜のよりゲ〜ムソフトをタイオ〜してほし〜かな〜」

綺麗に製作されたダンボ〜ル製のキッド画像を見ながら、


「でも、VRでいちばんネックになるカカクをおさえるのはい〜かも? こっからいっきにタイオ〜ソフトをひろげて……」

イブキがそんな妄想を繰り広げている隣では、


「ネットセキュリティサイトが警告? ji32k7au4a83のパスワ〜ドはあぶない?」

月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「なにかしら? そんな危険なパスワ〜ドでもないと思うケド……ji32k7au4a83……アルファベットに数字混ざってるし覚えにくくって不便ぐらいしか……」


「ふふん♪ それはシロ〜トかんがえだよっ!」


「なんの素人よ?」


「いっけん、アルファベットとス〜ジのラレツにみえるけど、じつはあるモノとくみあわせるととけるアンゴ〜なんだよ。メグレけ〜ぶ」


「誰が……いや、もうい〜からとっと正解言いなさいよ」


「これね〜チュ〜ゴクごのキ〜ボ〜ドつかってうつと『わたしのパスワ〜ド』ってコトになるんだよ!」


「へぇ〜……でも、なんで知ってんの?」


「むかしつかってたコトがあってね〜」


「アンタ……時々すごいわね」

素直に感心した表情でそういう月夜だった。

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