すまホ

いつものバス停にて――


「ふ〜ん……今年は折りたたみスマホは割と多いわね」

月夜がテクノロジ〜系ニュ〜スを見ながら、


「Hueweiやサムスンと今年は折りたたみ型を主力にする感じか〜」

二つの機種を見ながら、そんな事をいう。


「ウチとしては五インチぐらいの小さなモデルが一番使いやすいケドな〜」


「スマホはセ〜ノ〜だぜ! アニキ」

イブキが額にキズのある中将みたいなコトをいう。


「誰がアニキよっ!」


「スマホはセ〜ノ〜がいちばんだよっ!」

最先端好きのイブキがそう言い切る。


「でも、アンタのデッカいやつよく落としてるじゃない? 割と割れてるし」


「それは……でもセ〜ノ〜いいし……」


「そんなに変わらないじゃない。ウチと一緒に使っててもそんなに差があるとは思えないし」

そういって未だに根強いファンの多い五インチスマホを見せる。


「スペックじょ〜はぜんぜんちがうモン! ホ〜ムボタンないし、すっごくキレ〜にド〜ガとれるし、コ〜ドなしでジュ〜デンできるし……あんまできないけど、あとよくおちる……」


「最後のほう欠点になってるじゃない」


「ふ、5Gになったらかわるモン! こ、ことしのモデルだはサイヨ〜されないけど……」


「それもよくわかんないのよね〜。速いとかダイヨ〜リョ〜とか言われてもね〜」


「ド〜ガみるときにトゲトゲがでなくなるよっ!」


「トゲトゲ?」


「ほら、おもくってド〜ガとまるとチュ〜オ〜にでてくるやつ」


「あ〜あのウニっぽいやつね」

ロ〜ディング時に表示されるマ〜クを好き勝手に呼ぶ二人だった。

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